現場レポート

特殊清掃現場の写真掲載について


先日、ある友人から、タスカットのブログに写真は載せないの??と聞かれました。

過去、確かにHPに掲載していこうという時期はあったのですが

あまりに過酷な現場なので、心象的によくないのでは?と思って掲載していません。

 

ただ、結構写真を見たいという方いらっしゃるんですね。

あまりモザイクばかりになってしまうと、写真の意味がないですし。

といっても、モザイクなしだと、個人情報や心象的に。。。。

 

データ補正して絵画のようにしてみようかな。と検討中。


特殊清掃現場で起きた不思議なこと


10月に入り、徐々に寒くなってきました。

そんな季節に涼しい?

いや

考え方によっては、非常に心温まるお話です。

 

10月上旬、東京都のとある団地で孤独死が発見されました。

作業のお見積りに伺い、ご遺族の方と面会。

一通りの現場調査を行い、当社の提示額は22万円。

すると、『5万円くらいかと思っていました』。。。。と

そして、『死んでからも迷惑かけるんだな・・・』とつぶやき

『別の会社と相見積もりしたいので、少し待っていただけますか?』と。

『もちろん大丈夫です。ご納得できる料金の会社へご依頼ください。お力沿いできなければ、それは我々の企業努力が足りない証拠ですので』と。

 

数日後、お客様から電話があり、弊社に依頼する事にした。と。

聞いてみると、弊社が一番高い提示額だったとの事。

でも、なぜ?当社だったのか??(HPのお客様の声をご覧ください)

 

作業当日は提携先でもある一般廃棄物処理会社との共同作業。

徐々にお部屋が片付いてくるなか、1枚の封筒が個人の枕元から出てきた。

中を見ると、、、、、、、お金。

 

 

数えると、1万円札が22枚。

 

普段は思わないのですが、この時は

(あれ??? この額、当社の請負額と同じだ!)

 

作業終了時に、お客様へ封筒をお渡し素直に伝えた。

『きっと故人が自分の最後のお掃除に使って欲しいと託したお金だと思いますよ』と

 

すると

突然、泣き崩れるお客様。。。

 

生前にお客様と故人の間で、どんな事があったのか知る必要はありませんが

残されたご遺族様に迷惑が掛からぬように、故人が最後に残した財産だったのかも知れません。

当社の請負額ともぴったり同額。

他社の方が安くても、当社にご用命頂いた理由も、なんとなくですが分かった気がします。

 

人の想いを考えさせられる不思議で記憶の残る現場でした。

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特殊清掃、ゴミ部屋のご相談は

特殊清掃タスカット 0120-139-505へ


神奈川県某市での特殊清掃現場


夏頃にご依頼いただいた現場です。

とりあえず管理会社様から電話があり、すぐに来てほしいと、、だけ。

夕刻をまわって、あたりは薄暗くなっていた時間帯。

現場の前で、管理会社様と待ち合わせし、鍵をお借りしお部屋へ。

???????

普通のきれいなお部屋。片づけも何もいらない。

床も、キッチンもきれいに清掃してあって、荷物もきれいに整理されている。

唯一、床にあるものと言ったら最新式のIPHONEが充電ケーブルにつながれ充電中。

???????

 

そんな時に玄関から管理会社の人の声。

『脱衣場の扉あけてみて。』、なので「はい」と。

 

扉のノブに手をかけると『がちゃ、がちゃ、がちゃ』

空かない。。。????

 

扉の周りには、養生テープが張ってあり、扉を開けさせない様になってた。

??????? 

 

とりあえずテープをはがす許可を頂き、

『がちゃっ』と扉を空けると。。。。。。。。

 

洗濯機置き場に、練炭が入った容器が二つ。。。。

 

(自殺か。。。。)

不思議と独特のにおいはあまりしなかったが、まさかの孤独死現場。

よくよく考えてみると、お部屋は自分の逝った後のことを考え、きちんと整理していたんだろうな。

お部屋の雰囲気を見ると、若い男性が住んでいたのだろう。

家財の撤去や消臭・消毒作業を行わせて頂き無事に終了。

 

色々考えさせられる現場だったな。


【現場レポート】ゴミを片付けて分かる、床の材質


少し前の現場ですが、ゴミ部屋清掃サービスの作業現場からのレポートをご紹介したいと思います。

床が見えない現場

廊下部分がごみで覆われており、床が見えません

廊下部分がごみで覆われており、床が見えません

作業当日、現場の玄関ドアを開けますと、そこは床一面のゴミに溢れておりました。書類や雑誌、衣服に覆われており、床がどんな材質なのかさえ、確認することができません。

間取りは、少し大きめの2LDK。どの部屋に入室いたしましても、全く床が見えません。

お風呂場はここ最近はまったくお使いになっていなかったのか、大量の洋服がかけられており、クローゼットの一部として使われている様でした。また、キッチンは食べこぼしやこぼれたお醤油などの調味料がシンクにこびりつき、中々厄介な状況でした。

今回のご依頼内容は、ごみの撤去と、水回りの清掃。ほとんどの場合、当日中に作業が完了するのですが、ごみの物量が多く水回りの汚れも相当なものでしたので、2日がかりの作業となりました。

 

作業開始、まずは作業分担を

ごみが堆積したリビング※プライバシー保護のため、モザイク処理しております)

ごみが堆積したリビング(※プライバシー保護のため、モザイク処理しております)

ごみの撤去には、梱包と運搬の2工程が必要になるので、それぞれスタッフを配置、更に厄介な水回りは早い段階で手を付けたい事から、専任スタッフを配置。持ち場を分けて作業することで、どんどん作業が進んでいきます。

今回の現場の様に、廊下がある場合はまずそこから、不要物の撤去を始めます。こうすることで、ごみの搬出経路を確保することができ、お部屋から廊下へ梱包したごみを置いていけば、運搬担当が次々に運び出せます。

 

床が見えても、ほっとできない

作業を進めていくと、やがて床が見えてきます。今回、廊下部分はフローリングではなく、カーペットが敷き詰められることが、この段階で初めて分かりました。ここまで来ると、作業の進捗が目で分かる様で安心もできるのですが、一方で、小さな貴重品(貴金属など)は、ごみの間をすり抜けて、床面に落ちている事も多いため、これまで以上に分別をはっきりさせながら、慎重に作業を進めていく必要があります。

そして、ごみの撤去が完了すると、非常にすっきり、広々したお部屋の光景が広がります。ここに来て初めて判明したのが、廊下だけでなく、リビングもカーペット敷きであった事です。

水回りも、排水の詰まりから修復し、お部屋の臭いも完全に消臭し、一緒に除菌も実施。更にお部屋全体をキレイに拭き掃除、掃き掃除を行って、作業完了となりました。

 

特殊清掃タスカットのゴミ部屋清掃サービス

特殊清掃タスカットでは、不要物の溜まったお部屋の回復作業を行っています。

不要物の撤去から、除菌、消臭、ハウスクリーニングまで。必要に応じてリフォームもお受けしています。ゴミの問題で、周りには相談できず、お一人で何とか対処しなければ…とお困りであれば、ぜひ、我々のサービスをご検討ください。

ごみ部屋清掃サービス(特殊清掃タスカットのホームページに移動します)