現場ストーリー

【現場ストーリー】第十話《激突》


冬将軍到来。身も心も懐も凍えています。
9月から始めたこのブログも早3ヶ月。
12月に入り今年中の更新も後何回出来るかわかりませんが、
読者の皆様にHOTなBABY METAL情報をお届けする任務に全力を
尽くして参ります。
申し遅れました、セクシー大下(定期購読誌は月刊ムー派)です。
ごきげんよう。
 
 
キナ臭い世界情勢と渦巻く陰謀、そして我等のメシアBABY METAL。
皆様に熱い思いをお届けするこのブログですが、
先日社長より「ブログ内容が当初の方向性と違くないか?」との
ありがたいお言葉を頂き、
「申し訳ございません。初心に発ち返り執筆致します。」と
100点満点の受け答えを発揮致しました(デキる子)。
えぇ組織人です。ワタクシ。
 
 
………。
そんなこんなで好きな事書いていきまーす。
 
 
もう二度と戻れない わずかな時を
思い出に刻むんだ 15の夜を 
ヘドバンギャーッ!!
 
と、言う訳で・・・、
 
楽しい思いで作りたいよぉぉお!!
 
素敵なロマンスしてみてぇよぉぉお!!
 
年末年始のイベントが迫り来るよぉぉお!!
 
ぼっちのクリスマスがこわいよぉぉおお!!
 
 
 
取り乱しました。(ブレない。)
 
さて、ある日の現場。
 
相棒
「ご依頼主の希望と故人様の希望って、どちらを優先しますか?」
セクシー
「そりゃあ、ご依頼主でしょ。やっぱし。なんで?」
相棒
「今日は室内全撤去ですよね?」
セクシー
「そうだけど、なんで?」
相棒
「遺書出てきた。」
セクシー
「….、取り敢えず渡してくる。」
 
 
セクシー
「すみません、これ…、」
御依頼主
「なにこれ?、、、遺書!?」
セクシー
「恐らく、そうだと。」
御依頼主
「でも、うちじゃどうしようもないねぇ、出来れば一緒に処分してください。」
セクシー
「……。ハイ、」
 
何故なのか?
そうです、今回の案件のご依頼主は不動産オーナー様。
故人様とは縁もゆかりもなく、部屋の保証人も保証会社。
そして、故人様も身寄りのない方。
手の施しようがありません。
 
セクシー
「処分してくれだって。」
相棒
「よろしくおねがいします。」
セクシー
「よろしくってなによ?」
「お焚上げ手伝ってよ。」
相棒
「僕今週忙しいので、」
セクシー
「….ァイ。」
 
 
遺書の内容については、ここには書きませんが、
御依頼主様のご希望とは異なったものでした。
 
 
クジュウノケツダン….
 
 
帰り道すがら、
セクシー
「世知辛い世の中ですなー」
相棒
「世の中とは、往々にして生者の都合で動いてくんですよ」
セクシー
「哲っ哲学者!!」
相棒
「ニヤリ」
 
 
次回《奇襲》ご期待下さい。
 
🎶
アイラビュ~ゥ
嘘に~震~えたぁ~
冷たいぃ~肩を~抱~いてぇ~

【現場ストーリー】第九話《迎撃》


気付けば、今年も残り5週間ちょい。
年末に向け、街が忙しなく動き出しましたね。
そんななかブログ更新も怠り、ゴロゴロしっぱなしの今日この頃。
セクシー大下(独りで過ごすクリスマスが怖い派)です。
ごきげんよう。

 

数少ない読者の皆様、元気してましたかー?
最近になり、BABY METALにどっぷりハマっている
セクシー齢32歳です。
最早、手の施しようがありません。
一生結婚できないなこりゃー。

結婚したいよーっ!!
独りは嫌だよーっ!!
でもBABY METALも大好きだーっ!!
最近周りの皆からロリ◯ン認定されてるよーっ!!
これはイジメだよーっ!!
イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

 

取り乱しました。(ブレない。)
久々のブログ更新ですが、若干書き方忘れてますね...。
ようやく取り戻してきたかな?

さて、前回の続き、
詰まった挙句、ピラミッド状態のトイレ清掃とゴミ部屋清掃の依頼を受け、
敢然と立ち向かう、セクシーと相棒。
とりあえず、二人でゴミ部屋を片付けることに..。
しばらくして、
相棒
「ハッ、コレハ!!」
セクシー
「何々?……………ミッ、見なかったことに…..」
「まぁ出来ないよね..。」

そこにあったのは、茶色い液体で満たされたペットボトルの山。
中身はもちろん、【お尿】その数約200本!!
考えてみれば、至極真っ当な結果ですよね。
トイレ詰まる→トイレ使えない→ペットボトルがあるじゃない(閃き)
と、なる訳です。

作業としては「一本一本現場で開封(某K〇C風)」して、下水に流します。
非常に強い臭気との闘いです。私の最も苦手な臭気の一つです。
プラス、開封時に炸裂します。炭酸の飲料の開封時と一緒です。
もうね飛沫浴びまくり。。ですので、この作業後はコンビニにも立ち寄れません。

話を戻します。

この場合、まずは、トイレの復旧~ペット開封~下水処理です。
ピラミッド状態のピラミッド部分(もちろんUNです)を、
我が右手をパワーアーム(ライダーマン・心の師)と化し、ガッシガシと取り除き
詰まりを解消します。

最終的にこの現場は作業日程が一日延びました。
もちろん御依頼主様にはご納得して頂いた上で、です。
無事全行程終了し、ご満足頂くことが出来ました。

帰り道すがら、
セクシー
「完全に見誤ったねー」
相棒
「してやられましたねー」
セクシー
「以後気を付けます。」
相棒
「人も物事も表面だけじゃわからんねー」
セクシー
「….ぁい。」

ミタメジャナイヨ

次回《激突》御期待下さい。

~♪~
I love you~嘘にぃ濡れたぁ~

冷たいぃ肩を~抱~いてぇ~

疲れたぁ子供~のようにぃ~

お前はぁ~震えたぁ~

太陽はぁ~きま~ぐれに~


【現場ストーリー】第八話《偽装》


HOTココアがおいしい季節となりました。
あまりの寒さに、毛布を買い足したりして、
冬眠の準備を着々と進めている今日この頃。
セクシー大下(ベットより布団派)です。
ごきげんよう。

 

肥えまくり。
もう最近肥えまくり…。
最近マジで中年体系に磨きがかかってきました。
このままじゃいけないよなーと思いつつ、行動が伴わないセクシーですが…、
わかっちゃいるけどやめられない。

  

甘いモノが大好きだーっ!!
気付けばチャーハンばっかりだーっ!!
チャーハンだけが友達だーっ!!
チャーハンの子供になりたいんだーっ!!
むしろ産みたいんだーっ!!

   

取り乱しました。(ブレない。)
しかしながら、
読者の皆様もどこか心当たりがありませんか?
これはマズイと思っていても人間なかなか変われません。
それは、日々の習慣を維持し、環境を一定の状態に保ちつづけようとする
脳内の機能があるからです、これを恒常性の維持(ホメオスタシス)といいます。
こいつが厄介なんです。

 

とある現場、
依頼内容は1LDKのお部屋の清掃、ハウスクリーニング。
建物外観はシャレた作りのデザイナーズマンション。
最初にご依頼主お会いした印象は、清潔感のあるオシャレな青年でした。
一目で判る高級なスーツに腕時計、そして革靴。
多分お金持ちの方なんだなーと漠然と思っておりました。

 

しかしながら…、
見積もりの為、いざ室内に足を踏み入れると、そこはいわゆるゴミ屋敷でした…。

 

なるほど。
何故弊社にご依頼があったのかが理解できました。
(※特殊清掃タスカットではハウスクリーニングももちろん承っております。)

 

ご依頼主様
 「トイレも清掃出来るんですよね?」
セクシー
 「もちろんです、喜んで!(白〇屋風)」
ご依頼主様
 「よかったー、助かります。これなんですけど…」  ガチャ

  

 ※(岩石?山?限りなくアルプス?)
 ※(ハッ、最早これはピラミッドじゃないのか….、ってことは….、)
 ※(もっ、もしや俺の潜在能力が解放されるとでもいうのか…..。)
 ※【作者は心の病と日々闘っています。】

  

セクシー
 「…、詰まってません?これ、」
ご依頼主様
 「そうなんですよ、詰まっちゃって!」
セクシー

 「…、全力で頑張らして頂きます。

(何故直さないんだろう…。まぁ大丈夫だろう…。)」

  

ミトオシガアマカッタヨ

  

そんなこんなで、トイレ清掃と居室清掃を請け負ったセクシーですが、
次回衝撃の事実が明らかに!!
果たして、セクシーは無事に任務完遂できるのか??

 

次回《迎撃》御期待下さい。
洋式トイレ~🎶~
振り向かずに~
そこから~は~
私を忘~れてもいい~迷わないで~

【現場ストーリー】第七話《標的》


不意に感じる視線、直感的な閃き、無意識の内に感じとる何か‥、
それはもしかすると、その場に残る想いが貴方を呼んでいるのかもしれません。

嫌だなー!怖いなー!(師匠)
あなた方の知らない世界へようこそ。
案内人でオカルト研究家の
セクシー大下(牛より豚派)です。
ごきげんよう。

幼少時より稲川淳二氏(心の師)が大好きだったセクシーですが、まさか自分がこの様な体験をするとは、夢にも思いませんでした‥

あっ、あんま今回茶化さないのでご了承下さい。
まぁそもそも、
モノには限度ってもんがあるし、
楽しけりゃ良いとかぢゃねぇし、
べっ別にオンナとか興味ねぇし、

…取り乱しました。(ブレない。)
さて、ある日の現場、
小さ目な一軒家にて独居されていた家主様が孤独死、家の中はゴミ屋敷。
御依頼主様は遠方の親族の方で、
ご要望は部屋の中のモノは金銭以外は全て処分、家屋も解体後売却を検討中とのこと。

早速室内の作業に入りますと、どことなく違和感を感じます。
空気が重いイメージです。
どこの現場でも基本そうっちゃそうなんですが‥、
でも、違う!あきらかに違う!
一旦作業の手を止め、己の直感を信じるまま奥の和室に向かうと、
そこには扉の閉まったお仏壇が‥。

思い切って扉を開けると、一見普通のよくあるお仏壇ですが、御位牌の裏に何か有る。
手を伸ばしてみると、ソコには小さな骨壺が‥、
セクシー
「これか‥、」

許可を得て、恐る恐る開けてみると、
しっかりと御遺骨が収まっておりました。
御依頼主様もこれには驚きを隠せないご様子でしたが、「危うく廃棄するトコだった、助かった。」
と喜んでおられました。

注)特殊清掃タスカットでは遺品整理の際、一点一点全て手作業にて確認、分別が義務付けられております。間違っても誤廃棄等有りませんので、ご安心下さい。

話を戻します。
その後は滞りなく作業も終わり、御依頼主様よりご満足頂けました。

帰り道すがら、
セクシー
「もしかしたら霊感とかあったら視えてたんぢゃね?」
と一人呟いていると、
横から相棒
「視えないから仕事出来るんですよ、視えてたら‥仕事になんないでしょ。」
セクシー
「‥‥。」

フシギナコトモアルモンダ

恐怖体験ではないですが、この仕事してると不思議な事はままあります。
よく「怖くないのか?」と訊ねられますが、あんまり気になりません。
それよりも、
生きていく事の大変さ、難しさ、有り難さを教わります。
現場で体感する事の一部でも、読者様にお届け出来たら幸いです。

今回は、
真面目なセクシーでした!
シーユーエブリバディ!!

次回《偽装》御期待下さい。

お仏壇~🎶~
太陽は~
気ま~ぐれに~
一人きり~
夜~を待つ~


【現場ストーリー】第六話《誘惑》


さぶっ!夜が冷えて来ました。
皆様、冬支度は万端ですか?
人肌恋しくなる季節、貴女の抱き枕
セクシー大下(メタボ気味)です。
ごきげんよう。

最近読んだ本にこんな事が書いてありました。

どのヒーローも「もし勝てなかったら」「ダメかもしれない」とは決して考えない。

勝つことだけを信じて、敵に立ち向かっていく。

決してあきらめないのがヒーローたち、あきらめないから、ヒーローなのだ。

鈴木美潮著『ヒーローたちの戦いは報われたか』(集英社クリエイティブ、2015/6/26)

子供の頃の夢は仮面ライダーになる事だったワタクシですが‥‥、

全然っ、なれないっ!!全くっ!!
まぁ~すぐ諦めるね、想像以上の早さで諦めますね。
時には「諦めが肝心」とか思っちゃうもの。
なんだったら「良い退き際だった」とか思っちゃてるもの。

 

本日も通常営業です。(ブレない)
‥‥ある日、
社長
「部屋の消臭依頼がきた、」
「納期は1日、」
「原因は猫、猫屋敷だ、」
セクシー
「‥イッテキマス。」(ぜってー無理)

現場はマンションの一室、玄関開けた瞬間にネコのオシッコのニホイ。
どうやら、ペット不可マンションで隠れて猫を飼う→住人退去→管理会社様より御依頼。

作業前の下見の段階で、お客様には1日での完全消臭は不可能とお伝えしました。

それでもお客様は1日で、できる範囲で構わないから、とのご要望でした)

既に壁紙が剥いであったので、
消臭剤散布→オゾン脱臭→拭き上げの繰り返し。

‥ヒーローたちの様に諦めずに立ち向かうセクシー、さぁ時間一杯!果たして勝負の行方は?

完敗ですよ。そりゃあ。
現実はやっぱし物語の様には行きませんでしたね。
匂いレベルは確実に下がってます。お客様にも御納得頂けました、が、しかし、残念ながら完全消臭には至りませんでした。

ムツカシイネ‥

帰りの車の中で、
「全力は尽くした、仕方ない」
あまい考えに引き込まれつつ、
「今日の現場を糧に次の現場はもっと」
と向上心も湧き上がってきます。
‥いつかヒーローになれるかな?

まぁ~成れないよね、テへ
早くも諦めるよね、テへ
そんな人生に乾杯(完敗)!!
さぁ明日も楽しんで生きましょう。

とゆー訳で又次回!!
シーユー!エブリバディ!!

猫砂の上に座る猫~🎶~
アイラビュ~ゥ
嘘に~震~えたぁ~
冷たいぃ~肩を~抱~いてぇ~

次回《標的》御期待下さい。