ハウスクリーニング技術

特殊清掃タスカットの運営会社であるリベオドライブは、

もう一つ「住まいるタスカット」という名称でハウスクリーニング事業を展開しております。

その理由は１つ。

ハウスクリーニングと特殊清掃の性質は大きく異なりますが

「お客様のため、ご依頼頂いた場所は心を込めて綺麗にする」といった行為は同じだからです。

清掃の5大基本原則

建材を知ること
汚れを知ること
清掃方法を知ること
薬剤（洗剤）を知ること
使う人の気持ちになること

特殊清掃タスカットの作業ではお部屋以外に、浴室、お手洗い、キッチン、洗面所の追加清掃依頼をよく頂きます。

その際、これまで培ってきた我々のハウスクリーニング技術が大いに活かされます。

特殊清掃に使用する機材、薬剤へのこだわりはもちろんですが、ハウスクリーニング用の専用薬剤は　「効果」「エコ」という観点で複数の会社から薬剤を仕入れ、何度も　「効果に対する実験や勉強会」を行っております。

その結果、もっとも適した薬剤を仕入れ、その使用方法をスタッフ全員が熟知出来ているという訳です。

特殊清掃も、ハウスクリーニングも、出来る、それが特殊清掃タスカットです。

独自資格「クリーンマイスター」

クリーンマイスター制度とは？

特殊清掃タスカットでは、特殊清掃サービスをご提供する上で必要な知識や技術、お客様対応の心得までを１つの資格という形にまとめ、全てのスタッフの対応品質の底上げと平準化に取り組んでいます。

この取り組みの結果が、「クリーンマイスター」という社内資格です。

特殊清掃はまだ一般に広く認知されておらず、その清掃・消臭技術も発展途上にあります。

また、ご依頼いただく現場の状況は、本当に様々ですので、画一的な清掃・消臭方法だけでは、

当然、ご依頼者様にご満足いただける結果は導き出せません。

「特殊清掃タスカットにご依頼いただければ、ワンストップで全ての原状回復工事が完結する」

この品質を維持するためには、作業に当たるスタッフは、薬剤の使用方法や機材の適切な取扱い、更には現場を知るために建物の構造や修復・補修方法、また、ハウスクリーニングを超える高いレベルの清掃技術を熟知している必要があります。

同時に、お困りのご依頼者様のお気持ちを汲み取り、気持よくご依頼いただける様に、お客様対応方法についても意識を向けている必要があります。

この技術、知識を体系的に身につけるために、「クリーンマイスター」は生まれました。

特殊清掃タスカットでは、このクリーンマイスターを取得したスタッフだけが現場リーダとなり、ご依頼者様のご要望に合わせた「スカッとを足す　助かるサービス」をご提供しています。

オゾン脱臭機取扱技師

オゾンって危険なのですか？

オゾン濃度とその基準について

オゾンは優れた特性を持った物質ですが、高濃度のオゾンは人体に有害であり、

オゾンを利用するには、効果と安全性を両立させた濃度コントロールが必要になります。

国内では、人体への影響（咳や涙が出る等）が出る数値は「0.1ppm以上」として、、

日本産業衛生協議会が勧告する作業環境基準濃度に定められています。

オゾン利用の先進国であるフランスでは、オゾンに関する基準はありません。

これは、オゾンには特有の臭いがあるため、人間は危険を察知して回避することができること、

オゾンの影響は個人差が大きく、我慢ができない濃度がその人の基準である、

という考えによるものです。

現実に日本を含めて、オゾンによる重大事故は一件も発生していません。

スタッフは、安全にオゾン発生機器を利用するため社員教育を繰り返し受講し、お客様の安心につながる作業を行っています。

オゾン脱臭機取り扱い技師について

オゾンは、正しくコントロールができれば、安全で、非常に効果的に働きます。
特殊清掃タスカットでは、このオゾンについて正しく理解し、また安全に使用でき、更にその効果を高める事ができる様、スタッフに「オゾン脱臭機取り扱い技師」という社内資格の取得を義務付けています。

その資格から、安全対策に係る部分の一部をご紹介いたします。

オゾン脱臭機取り扱い技師　安全対策について

作業環境許容濃度を守るための対策

◆オゾン含有気体放出時の手段

オゾン含有気体を作業環境に放出する場合は希釈放出もしくは活性炭、オゾン除去触媒、

オゾン吸着剤等によるオゾン除去を行って放出し、作業環境オゾン濃度が0.1ppmを越えないようにする。

◆オゾン濃度の測定

ガス検知管、オゾンモニター等を用いて作業環境オゾン濃度を測定し、0.1ppm以下を確認する。

■計算式

　　　オゾン濃度(ppm)＝オゾン発生量(mg/h)÷容積(m³)÷2.14

■ オゾン濃度換算表

爆燃及び爆発対策

（1）必要のない限り、20.5％以上の高濃度オゾンを使用しない。

（2）オゾン濃度が酸素中20.5～48％（1気圧の場合）においては爆燃の可能性があるため、オゾン含有ガスの流路に着火源を置かない。またオゾンの貯留量を必要最小限度とするように配慮する。

（3）オゾン濃度が酸素中48％（1気圧）以上は爆発の可能性があるため、取扱量を最小限度に抑え、且つ爆発しても人的被害のないように防御処置を講じる。高圧での爆発条件等は明らかでなく、利用者が個々に安全範囲を見極めつつ使用するようお勧めします。

◆火災対策

（1）オゾン含有酸素は、必要のない限りオゾンと反応性の高い物質に接触させない。

（2）オゾン含有酸素の放出は希釈放出もしくは無機物の触媒、吸着剤によりオゾンを除去して放出する。

（3）必要によりオゾン含有酸素をオゾンと反応性の高い物質に接触させる場合は、不燃性の容器内において行うなど、火災への配慮をする。

技術向上への取り組み

特殊清掃タスカットの、技術向上への取り組みについてご紹介します。

作業技術の向上は、短い期間での達成は非常に難しい物があります。
通常、数多くの経験を重ねること、また失敗を交えることで技術や考え方を着実に習得していくことになります。

ただし、当社のご提供するサービスは、どれも特殊環境下での作業が必要となるケースが多く、またそれらへの対応が突然発生する可能性があります。この為、正しい作業環境に関する知識や、正しい手順で確実に作業を行う方法への理解がないと、スタッフだけではなく何よりもお客様に危険と不安、また損害をあたえる可能性が高まります。

当社では上記事態の発生を抑えるべく、短い期間で、着実に目的が達成できる様、積極的に技術的バックボーンの構築を行っております。

様々な取り組みの中から、そのいくつかをご紹介いたします。

以下、「更に知る」の項目より詳細をご確認ください。