PTSDとは 孤独死現場が生む被害

PTSDとは

PTSDとは、命の危険を感じたり、自分ではどうしようもない圧倒的な強い力に支配されたりといった、強い恐怖感を伴う経験をした人に起きやすい症状です。

その怖かった経験の記憶がこころの傷(トラウマ)として残り、様々な症状を引き起こしてしまうのです。

最愛の人を亡くしたショックから、心に傷を負う

ご家族、ご親族がお亡くなりになられた現場で、何も思わない人はいません。

故人の気持ちになり、寂しかったよね。と思われる方や、なぜ助けられなかったんだ。と

怒りの感情が湧く方もいらっしゃるかと思います。

どちらにせよ、身内からお亡くなりになられた方がいらっしゃる場合、少なからず心に大きな穴が空くはずです。

それが、自殺や孤独死などで終焉であれば、心に与えるショックの大きさは計り知れません。

孤独死の現場も、PTSDの二次被害を生む

大変悲しいことですが、誰にも見とられずに最期を迎えられた場合、ご遺体の腐敗は進み、生前の面影を失ってしまう事があります。

そんなお部屋に知らずに訪れ、そこにある現実を直視してしまうと、視覚的にも大変ショッキングですからその後も映像が脳裏から離れない、また現場の臭いがいつまでも思い出されてしまう…と、その状況から中々逃れられない事態も発生してしまう事があります。

お一人で抱え込み過ぎないことで、心を軽く

誰かがそばにいるだけでも、話を聞いてくれるだけでも気持ちが楽になることは多くあります。

もし、孤独死現場に遭遇しても、お一人だけで対処をなさらない様にする事が大切です。

我々が、ご協力できる事があれば、いつでもご相談ください。

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